ちょんまげ伐り
こんにちは!
昨日の投稿でも告知しておりました「ちょんまげ切り」について、今日は説明したいと思います(^^)/
少々長くなりますが(^^;ご興味ある方は是非読んでみてください。
まず、このなんとも言えないネーミングですが、他に正式な言い方あるんですかねぇ。
「切り口を真上から見たら、ちょんまげっぽいやんwモヒカンでもええで」と武さんは言いますが…(笑)
う、う~ん。。。確かに凸凹でそう見えますが・・
以下、やや専門的な言葉も出てきますが、全部説明すると、長くなってしまうので、わからない方はググってください(^^;
で、本題ですが。
何故このような切り方になるかというと、
通常というか基本的には、伐採するときは、まず、受け口を三角に切って、
その反対側に、追い口を切り込んでいくことで、木が倒れていきます。
(超簡単に説明していますが、クサビを打ったり、ロープで引っ張る等の手順が加わったり、切り方も技法がたくさんあり過ぎて、説明すればキリがないので、省略しますね)
しかし、このちょんまげ切りは、
①まず受け口を三角に切るところまでは同じですがその次からが全然違う切り方になります。
②受け口の中央あたりに、チェンソーのバーを幹の向こう側に出るまで突っ込みます。
③受け口の反対側に②で入れた切り込みがあるので、そこにクサビを打ちます。
④③のクサビの数十cm程度上の左右を受け口側まで追い切りしていきます。
⑤最後、クサビを打ちこんでいくことで、木が徐々に倒れていきます。切り口がキレイに凸凹になりました!
って、文字で書いたの見て、想像出来ませんよね(^^;??
でも、続けます!!(笑)
何故こんな変わった切り方をするかというと、
まっすぐ直立に伸びている木だと倒れ方もほぼ決まっているので、いいのですが、
斜めに傾いていたり、木の重心が偏っていたりすると、基本の切り方で切ると、
思わぬ方向に傾いたり、倒れていくときに裂けてしまったり、かなりのリスクが伴うんですね。
そこで!
このちょんまげ切りをすると、複雑に切り込みを入れることで、
本来の倒れる速さより、倒れるスピードをおさえることが出来るので、リスクを減らすことが出来ます。
とまぁ、口で言うのは簡単なのですが(^^;
私も武さんに紙の上でレクチャーを受けて、今にも出来そうな気持ちになったのですが、実際は・・・
まず、100%無理でしょうね。
地面や木の傾きや大きさ、枝葉の具合等々、
二つとして同じ木はないので、どこをどのように切り込んでいくかは、その場にて判断するしかありません。
角度や長さがずれると、思わぬ方向に倒れたり、倒れなかったり・・・
より確実に倒したい方向に切り倒すには、これまでの経験と確かな技術が必要なんですね。
でも一人では出来ない仕事です。
その点、中平林業には武さんの他にも最強の技術者が揃っていますので、チームワークで、どんな伐採にも挑戦します!
長々と書いてきましたが、最後まで読んで下さった皆さま、ありがとうございました(^^♪
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この投稿へのコメント
なかひら嫁さんこんにちは。
初めて書かせて頂きますね。
なかなかうまく書いてありますね。最後に書かれてある、スケッチはもう少しわかりやすく書いてあるといいですね。
また見させていただきますね。
おじさん さん
こんにちは(^^)/
コメントありがとうございます。
ブログを書き始めて初めてコメントいただきました!
見て下さっている方がいると思うと励みになります!(^^)!
最近全然更新出来ていないのですが(>_< ) 最後のスケッチは私に説明していた時のもので人様にお見せするものではないのですが(^^; あえて、載せてみました。 解読不能ですみません(>_<) 人様に説明する際はもっと丁寧に清書したものがあるので、今度、そちらを紹介しますね(^^; またよろしくお願い致します(^^♪